2014年の新春を迎えて

トップに戻る

NPO法人そばネット埼玉  
代表理事 阿 部 成 男
 あけましておめでとうございます。
 平成26年の幕開けをご家族の皆様お揃いでお迎えのこととお慶び申し上げます。

 皆様にとっての平成25年はどのような年だったでしょうか?
 話題はいろいろありますが、私はやはり自然災害が多かったと 感じています。
 特に台風は発生数31と20年ぶりに30を超えたとのことです。
 上陸したのは2個と少ないものの接近して各地に大きな被害 をもたらし、26号の大島町の土石流災害では、いまだに行方が分からない方がいるそうです。
 何故、台風が気になったかというと、NPO法人そばネット埼玉 の事業に大きく関与したからで、9月16日に開催が予定されていた「第4回会員対抗選手権大会」が台風18号のために延期せざるをえなかったことで、気がもめたものでした。
 さらに、翌月、延べ150人の会員が支援した「第1回全国ご当地そばまつりinすぎと」が台風
27号の接近で心配されたものでした。
 結果的には、会員対抗選手権は3月に開催することになり、すぎとのそばまつりも多くの来場者で成功を収めたものでした。

 さて、私たち手打ちそば愛好者にとっての明るい話題としては、12月に「和食」がユネスコ世界無形文化遺産に登録されたことではないでしょうか。
 和食にはもちろん「蕎麦」が入っていますし、伝統食文化としての「手打ちそば」は世界に類のない食の無形文化遺産に相応しいのは間違いありません。
 日本政府が登録申請した「和食の特徴」として以下の4点を挙げており、これが、登録に大きく評価されたとも言われています。
1. 多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重 
2. 栄養バランスに優れた健康的な食生活
3. 自然の美しさや季節の移ろいの表現
4. 年中行事との密接な関わり
 正しく、「蕎麦」だけでも全てに合致しますね。

 タイミングよく、今年度の新規事業で2月9日に「第1回全日本創作そば料理コンテスト」を開催すべく、現在応募受付中ですが、上記4項目を踏まえての応募作品が期待されます。

 平成25年度の主要事業も上記コンテストに加えて、1月の初二段認定会、2月の三段位認定会、そして3月には手打ちそばアカデミーと台風で延期となった第4回会員対抗選手権大会を実施することとしています。
 NPO法人そばネット埼玉は、この素晴らしい日本の伝統食文化である「手打ちそば」を継承・発展するための組織です。
 今年も、多くの会員の皆さんが協力し合って日本の食文化向上に貢献していきましょう。

平成26年1月元旦

第3回会員対抗選手権大会団体の部(3月9日:埼玉県県民活動総合センター)

トップに戻る